日弁連 e-ラーニング研修「倒産処理業務の落とし穴」の講師を担当

瀬古智昭弁護士が,日弁連の会員向けe-ラーニング研修の講師を担当し,平成29年5月23日付で研修がアップされました。 研修の内容としましては,倒産事件に関与する弁護士は,緊迫した状況下で,適切に判断し,適法,迅速かつ公正な事件処理を行わなければなりません。 その一方で,近時,倒産に関与する弁護士の懲戒事例も多く報告されます。弁護士が倫理に反せず適切に倒産事件を処理することは,弁護士に対する国民の評価にさえ影響しかねない大切な課題です。特に最近は,申立代理人の法的な義務について,厳しく認定する判決も出されています。 そこで,これらの事例を基にして,倒産のさまざまな場面で,思わぬ落とし穴に陥らないよう留意点を簡潔に説明するとともに,それらを踏まえた債務者への説明書式を提供した研修の講師を担当しました(破産管財パートの講師を担当)。